「1999年登山流尺八大会」


1999年登山流結成に到る苦難の道筋


1999年8月28日
4時半に河口湖口五合目に集合
出発前に「尺八演歌党富士山頂登山流結成登山隊」の印を皆のザックに取り付けて準備完了。 登山流結成に参加した尺八演歌党メンバーの顔ぶれ。 五号目を元気良く出発するが、 七号目を過ぎるころには4人になってしまった。 八号目付近の岩場をものともせずに登る。 最も高所で焼印をやっている八号五勺で記念に琴に焼印を押してもらう。(頂上は焼印でなく打ちつける印のため楽器には危険) 木管尺八にも押してもらい富士山銘尺八となる。 吉田口の山頂に到達する。ここから剣が峰まではまだ御鉢を半周歩く必要がある。 演奏を聞いてもらう予定だった富士山掲示板の人たちと富士宮口の神社前で記念撮影をした。この場所は、強風と砂塵のため演奏不能であった。 無事日本最高地点に到達。 山頂の富士山レーダードーム脇の特設ステージの後ろに一文字がA3サイズの「尺八演歌党」「登山流結成」を張り付けて彩りを添えた。来年はぜひ毛氈と金屏風を用意したい。居合わせた観客からは、拍手と激励を受ける。ビデオ撮影をしている観客もあった。 ステージの遠景。ここは、正真正銘の日本最高の舞台である。 なる八くん2本をエルボでつないで作った登山流結成の旗を山頂三角点に供える。
測候所の観測データ。当日の天候は晴、気圧649hPa、風速14.2m、気温7℃という夏としては過酷な環境であった。 宮城道雄の越天楽にはかなわないが、越富士楽の銘を得た日本最高の名箏。 ついでに日本最高の篠笛奏者も誕生

翌日の 日本一の銘管 富士山の勇姿。

楽器だけの記念撮影。日本の山行の必需品、富士山麓で天に向かう日本の笛